一般ピープル、次世代インテリジェントリスク管理エンジンを正式導入

- 次世代インテリジェントリスク管理エンジンを正式導入
- SMS・音声認証の不正利用やMVNO回線を悪用した決済不正への対応を強化
- 民事・刑事対応に必要な証拠管理機能を提供
株式会社一般ピープル(代表取締役社長CEO 大滝世治、以下「同社」)は、グローバル決済サービスの安全性と信頼性をさらに高めるため、次世代インテリジェントリスク管理エンジンを正式に導入したと9月1日に発表した。
同社の決済リスク管理チームによる分析では、SMS・音声認証の不正利用、アカウント乗っ取り、本人確認代行サービスなどを悪用した決済詐欺が世界的に増加していることが確認されている。特に日本では、旅行者や短期滞在外国人向けに契約されたプリペイドMVNO回線を利用し、本人確認後わずか数日で回線を廃棄する手口が新たな不正決済の手法として確認されている。
また、決済リスク管理チームの内部調査では、一部のMVNO回線を利用した不正取引が単一加盟店だけで月数百件規模確認された事例もあった。この数値は単一加盟店のみを対象としたものであり、日本のオンライン決済市場全体では実際の被害規模はさらに大きい可能性があると分析している。
新たに導入されたリスク管理エンジンは、デバイス情報、接続環境、IPレピュテーション、VPN・プロキシ利用状況、決済試行回数、利用者行動パターンなどをリアルタイムで分析し、取引ごとのリスクスコアを算出する。高リスク取引については追加認証、保留、審査、取引拒否などを自動的に実施できる。
さらに、不正取引が発生した場合には、通信事業者への契約者情報開示請求に必要な証拠資料の作成、取引履歴の管理、請求書類の作成をプラットフォーム上で一元的に支援する。これにより、加盟店は民事・刑事手続きに必要な証拠を迅速かつ体系的に準備できるようになる。
今回の導入により、同社は決済承認時の不正検知に加え、取引後の調査、証拠管理、コンプライアンス対応までを含めた統合リスク管理体制を構築した。加盟店の不正被害軽減と、利用者に対するより安全な決済環境の提供を目指す。
大滝世治代表取締役社長CEOは、「決済詐欺の手口は年々高度化しており、従来の認証方式だけでは十分に対応できません。次世代リスク管理エンジンを基盤に、リアルタイム分析と先回りしたリスク対策を強化し、加盟店と利用者の双方が安心して利用できる決済環境を提供してまいります」と述べた。
同社は今後も決済セキュリティ、コンプライアンス、リスク管理技術を継続的に強化し、グローバル市場におけるエンタープライズ向け決済インフラの高度化を推進していく方針だ。


